かつてクロムハーツのシルバーアクセサリーを手がけてきたレナード・カムホートは「神の手」を持つと言われた男だというのは有名な話です。そして…クロムハーツを離れ、鳥をメインモチーフにした自身のブランド「レナード・カムホート」を発表しました。
日本での知名度が上がったのは、木村拓哉のウイスキーのCMの効果が絶大であったといわれていますね。
また、レナード・カムホートの鳥をモチーフにしたデザインの斬新さは秀逸で、シルクリンクと呼ばれるモデルが人気を誇りました。しかし、いいことばかりは続かないのがこの世の常...。人気絶頂の中、レナードの会社の中で内部分裂が起こってしまいます。原因はというと、やはり金銭面での問題が大きく、ほかの問題とも相まって、レナードの外出中に娘夫婦が道具、材料、型、などシルバーアクセサリー製作に必要なものを持っていってしまうという惨事が起こりました。
その後、分裂した二つのレナード・カムホートは、なかなか統一されない時期が続きましたが、度重なる交渉の末になんとか再び統一に成功。それと同時期に新作が発表され、現在に至っています。