
『メイティングフライトコレクション』発表時に初めて披露されたコレクションで、幸福を象徴とする"鳥"をメインモチーフにしたデザインは、彫り込みの繊細さとシルバーのコントラストがキレイ…というかメチャクチャ美しいですね。
1996年、かつて「クロムハーツ」のデザインを手掛け、創設時のメンバーの1人である天才彫金師レナード・カムフォート氏がデヴォン・ウィラー氏とともにレナード・カムフォートを設立しました。
90年代のはじめにクロムハーツを離れた彼は、クロムハーツ時代に彼が手掛けたどの作品よりももっとクオリティーの高いものを求めフランスに渡り新たなブランドのデザインを考え始めていた。
その後、彼は1994年に自身の名を冠し、彼が平和の象徴とする鳥をモチーフとした初めてのジュエリーコレクションとなる「レナードカムホート/メイティングフライトコレクション」をを発表しました。かつてない斬新なバードモチーフ、繊細で独創的な彫金、そして洗練された滑らかで艶やかな曲線の奏でる美。シルバーの光沢が存分に生かされ、まばゆいばかりに輝く、独創的な質感で仕上げられたコレクションは、発表と同時に大きな話題を集め、その滑らかで美しいデザインは、世界中のセレブリティをシルバーの世界に引き込んだ芸術品です。
彼の紡ぎ出すイマジネーションに溢れたデザインと、目を見張る新鮮なシェイプの施された作品は世界のセレブたちから高く評価されています。
そして2000年、ブランド名を「ロンワンズ」に変え、新たに若葉の息吹とキスからのインスピレーションをモチーフとしたコレクションである「キッシーズコレクション」を発表しました。そこには彼が感じたままに表現したあらゆる自然摂理を根源とする感情をうかがえる気がしてなりません。
2001年には日本にも初上陸をはたし、2010年には「ベイシックネイチャーコレクション」をリリースして、現在に至っています。